「運送中の荷崩れや転倒を防止したい」
そんなときに活躍するのがラッシングベルトです。
ラッシングベルトによりトラックや軽トラ、ハイエース内で荷物を輸送する際、勝手に移動したり、倒れたりすることを防げます。
運転中の安全を確保できるだけでなく、荷物自体や車両の内装を保護するのにも役立ちます。
この記事では、弊社が販売するラッシングベルトについてご紹介していきます。
ラッシングベルトとは
まずは、ラッシングベルトについて簡単におさらいしましょう。
ラッシングベルト(英語:Lashing belt)とは、荷物や貨物を固定するために用いられるベルトです。
一般的にポリエステルやナイロンなどの強靭(きょうじん)な繊維素材で作られ、断裂や破損などに強い特徴があります。
また、耐水性や耐候性にも優れていることから雨や水に濡れても劣化しにくく、屋外でも広く活用されてます。
種類
ラッシングベルトは構造の違いによって大きく2つの種類に分けられます。
ラチェット式 | ハンドルを反復させることでベルトが徐々に締め締まり、荷物を固定できるタイプです。特に重量物を固定するときにおすすめとなります。 |
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カム式 | ベルトを人の手によって引っ張ることで荷物を固定できるタイプです。比較的軽量な荷物を固定するときにおすすめとなります。 |
ラッシングベルトに関連する法令
トラックなどに貨物を積載する場合は、ラッシングベルトなどを使って適切に固定しなければなりません。
貨物の固定が不十分で走行中に落としてしまった場合は、転落等防止措置義務違反に該当する可能性があります。
乗降口のドアを閉じ、貨物の積載を確実に行う等当該車両等に乗車している者の転落又は積載している物の転落若しくは飛散を防ぐため必要な措置を講ずること。
出典:道路交通法第71条の4号
また、万が一貨物が道路に落下した場合は、速やかに危険を防止しなければならないともされています。
車両等に積載している物が道路に転落し、又は飛散したときは、速やかに転落し、又は飛散した物を除去する等道路における危険を防止するため必要な措置を講ずること。
出典:道路交通法第71条の4号の2
ラッシングベルトの使い方
ここからは、弊社が販売するラチェット式ラッシングベルトの使い方を解説します。
締め方
ラッシングベルトで荷物を固定するときの締め方は、次のとおりです。
- ベルトを金属のバックルに通す
- ベルトを引っ張ってたるみを取る
- ハンドルを2~4回反復させて適切な張り具合にする
- 最後にハンドルを倒して固定させる
緩め方
ラッシングベルトを緩めるときは、ハンドルの解除レバーを引きながら反対側へ180度倒します。
これでベルトが緩むので、そのまま引き抜けば完了です。
最後に
今回は、輸送業界、建設業界、農業、家庭など、幅広いシーンで活用されているラッシングベルトについてご紹介しました。
トラックに載せた荷物を固定できる他、
- 建設現場で重機や資材を固定する
- 軽トラで農機具や作物を輸送する時に固定する
- 引っ越しで家具や家電を運ぶために巻きつける
など、さまざまなシーン・業種で活用されています。
弊社では、重量物のさまざまな長さのラッシングベルトを取りそろえていますので、是非ご検討ください。
カテゴリ:物流用品
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