パレットラック(重量ラック)とは
パレットラックは、重量ラックや重量棚とも呼ばれる保管設備で、主にパレット積みの重量物の収納に使われます。
重量ラックの名のとおり、1段あたり最大3500kgもの荷物を積載することができ、大規模倉庫や工場などで使われることの多いラックです。
弊社で販売しているパレットラックは国内工場での受注生産品なので、お客様の要望を詳しくヒアリングさせていただき、設置環境にぴったりの製品をご提案いたします。
日本工業規格「産業用ラック(パレットラック)」 JIS Z0620:1998準拠
震災規模の揺れにも耐えうる耐震性
パレットラックの主要部材となる支柱とビームは、独自製法により高い強度と安全性を誇ります。
耐震テストなどの様々な試験をおこない高強度設計を実現しております。
組立設置は日本全国対応可能
パレットラックは原則設置工事が必要となりますが、全国各地に施工専門の協力会社がございますので、地域を問わず経験豊富な職人による組立設置が可能です。
また、事前の現場調査も対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
パレットラックの安全性を高める3つの地震対策
アンカー打ち (※原則必須)
コンクリート製の床に対しアンカーボルトを打ち付けることで、パレットラックの支柱と地面を固定し安全性を確保します。
天繋ぎ (※オプション)
向かい合うパレットラックの上部を繋ぎ合わせることで転倒を抑制し、安定性を高めます。
背繋ぎ (※オプション)
専用のボルトでパレットラックの背面同士を繋ぎ合わせ、安定性を高めます。
製品仕様・寸法図
パレットラックは以下の部材により構成されています。
1. 支柱 | 座屈や捻れに強い角パイプ(90x45) |
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2. 筋交(トラス) | 水平力に対し、抜群の強度を発揮 |
3. ビーム | 積載物の荷重を受け止めます |
4. デッキチャンネル | 前後のビーム間に設置します |
5. コネクター | 支柱とビームを接続 荷重がかかる程強度が増します |
6. ベース | 支柱へ直接溶接しております |
7. セーフティーピン | 支柱とコネクターの接続を補強 |
メーカー | 双福鋼器 | ||||||
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生産国 | 日本 | ||||||
耐荷重 | 1,000kg~最大3,500kg / 段 | ||||||
サイズ |
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段の変更 | 100mm間隔で変更可能 | ||||||
材質 |
本体: スチール デッキチャンネル: NISSHIN STEEL製 ZAM |
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色 | ホワイトグレー、ライトグリーン | ||||||
付属パーツ |
支柱(ベース溶接済)、ビーム、トラス、デッキチャンネル、セーフティピン、レベル調整ライナー、アンカーボルト(C1080) ※アンカー固定の際、床の厚みは150mmのコンクリートとして |
サイズの選定方法
荷姿・数量を確認
パレットラックのサイズは、パレットを含む荷姿(HWD)・重量・積載する数量により決まります。
また、パレット間、パレットと支柱間には最低各100mmのクリアランスが、荷物の上辺とビーム間には100mm~200mmのクリアランスが推奨されます。
天井高・フォークリフトの形式を確認
パレットラックの高さ上限は、設置場所の天井高とフォークリフトの揚程により決まります。
また、フォークリフトの形式により設ける通路幅も変わりますので、お問い合わせいただければ詳しい内容をヒアリングさせていただき、最適なラックサイズ、レイアウトをご提案いたします。