正ネステナーと逆ネステナーの違いを解説(比較)

平積みしたパレットを効率的に収納したい。

そんな方におすすめするのが、フォークリフトを保有する倉庫で導入されることの多いネステナー(ネスティングラック、ネスラック)です。

大きな特徴としては、

  • 自由に移動できる
  • 2~4段に積み重ねて利用できる
  • コンパクトに収納できる

があり、縦の空間を有効活用することで収納力を大幅に向上できます。

ネステナー、ネスティングラック、ネスラック

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さて、そんなネステナーですが、大きく分けて「正ネステナー」と「逆ネステナー」の2種類があります。

それぞれ何が違うのでしょうか?

この記事では、正ネステナーと逆ネステナーの違いについて詳しく解説していきます。

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正ネステナーと逆ネステナーの比較表

まずは、シーエスラックが取り扱っている正ネステナーと逆ネステナーの比較表を見ていきましょう。

正ネステナーと逆ネステナーの比較表
正ネステナー
(正ネスティングラック)
逆ネステナー
(逆ネスティングラック)
製品写真
耐荷重 1000kg/段 1000kg/段
適用パレット ・1100×1100mm
・1100×1200mm
・1100×1300mm
・1100×1400mm
・1100×1100mm
・1100×1200mm
・1100×1300mm
・1100×1400mm
接合方式 レールオンレール方式 プラグ方式

ご覧いただければ分かるとおり、

  • 耐荷重
  • 適用パレット

は同じですが、製品写真を見ると形状が大きく違います。

また、ネステナーを重ねて使用する際の「接合方式」についても違いがあり、どのくらい使い方や機能が変わってくるのか気になるところです。

ここからは、正ネステナーと逆ネステナーの違いについて詳しく解説していきます。

正ネステナー

正ネステナーは、荷物を置くための棚が下部にあるタイプです。

フォークリフトの爪を「床」と「最下段」の隙間に差し込むことで

  • ネステナー
  • パレット

を一緒に持ち上げて、そのまま移動できます。

ネステナーを移動する際に荷物を降ろす必要がないことからレイアウトの変更を頻繁に行う現場でおすすめです。

最上部にオプションの「ネストップ」を取り付ければ、逆ネステナー1台で2枚のパレットを収納できます。

地震に強い「レールオンレール方式」を採用

弊社が取り扱う正ネステナーには、上下のレールの角度を微妙に変えた接合方式「レールオンレール方式」が採用されています。

角度の微妙な違いにより接合部分に”僅かな隙間”が生まれて”クッション効果”を発揮。

地震により揺れれば揺れるほど強く食い込み、一体性・安全性が高まる設計となっています。

正ネステナーは、クッション効果により地震の揺れが直接他の段に伝わるのを防いでいます。

このような地震から受けるエネルギーを受け止めて逃がす構造はビルやマンションの”免震構造”と似たような仕組みであり、正ネステナーにおいても地震に強い設計と言えます。

※逆ネステナーは、接合方法に「プラグ方式」を採用しています。

逆ネステナー

逆ネステナーは、荷物を置くための棚が上部にあるタイプです。

逆ネステナー1台で

  • 床の部分
  • 棚の部分

にパレットを合計2枚置くことが可能。

床の部分(最下段)は、資格なしで誰でも扱える”ハンドリフト”を用いてパレットを収納できます。

天井が低い建物でおすすめ

逆ネステナーは、2~4段に積み重ねたときの高さが”正ネステナー”と比べて低い特徴があります。

次は、正ネステナーと逆ネステナーの高さを

  • 2段積み
  • 適用パレット1100×1100mm
  • 内寸の高さ1200mm

の条件で比較した寸法例です。

正ネステナーと逆ネステナーの寸法・サイズの比較表
正ネステナー
(正ネスティングラック)
逆ネステナー
(逆ネスティングラック)
寸法例

※品番OK-NRP327 × 2台、ネストップ × 1枚

※品番OK-NRP327 × 2台

上記の寸法例から

  • 正ネステナー2段の高さ:2940mm
  • 逆ネステナー2段の高さ:2540mm

400mmの差があることが分かります。

これは、逆ネステナーではパレットを床に直置きしているためです。

設置場所の天井高が低いのであれば、逆ネステナーの選択肢も検討してみると良いでしょう。

まとめ

今回は、正ネステナーと逆ネステナーの違いについて詳しく解説しました。

それぞれおすすめの使い方をまとめると次のとおりです。

正ネステナーと逆ネステナーの違いまとめ
正ネステナー ・レイアウトを頻繁に変更する
・荷物を床に直置きしたくない
・地震や衝突による揺れに強いタイプがほしい
逆ネステナー ・少ない台数で多くの荷物を収納したい
・倉庫や工場の天井高が低い
・最下段はハンドリフトで荷物の出し入れをしたい

お客さまの使い方によって「どちらを選ぶべきか」は大きく変わってきます。

シーエスラックでは、ネステナーの導入に関して各種ご相談も承っております。

例えば「パレットを50台収納したいけど、ネステナーは何台必要ですか?」「床から天井の高さが5mですが、何段積みで使えますか?」といった相談はもちろん、作業がしやすい効率的な倉庫レイアウトのご提案も可能です。

価格・値段、納期なども含めて、まずはお気軽にお問い合わせください。

物流機器に精通した専門スタッフがお客さまのご要望をしっかりと汲み取って最適なご提案をいたします。

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カテゴリ:ネステナー

ネステナー(ネスティングラック)導入のご相談も承ります

弊社では、ネステナーの導入に関するご相談も承っております。

例えば、次のような条件でネステナーの購入を検討しているけど、何台必要だろうか。

ネステナーのイラスト【条件】

  • 天井の高さ:5.5m
  • パレットのサイズ:1100 × 1100mm
  • 荷物の高さ:1400mm
  • パレットの数量:30枚

【提案内容】

逆ネステナー(3段積み)20台をおすすめします。

上記のようなご相談の他にも「ネステナーとパレットラックの違い」「効率の良い倉庫レイアウトの方法」などご不明な点がございましたら、どんな些細なことでも遠慮なくお尋ねください。

物流機器の専門スタッフがお客さまをしっかりとサポートいたします。

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株式会社シーエスラック

シーエスラック編集部

物流業務を効率化するマテハン機器のお役立ち情報を発信。倉庫、工場、バックヤード、オフィス・事務所など多数の導入実績があります。