軽量ラック(120kg)とは?最も安いモデルでサイズも豊富

「価格が安いスチール棚が欲しい」

そんなときにオススメなのが軽量ラック(軽量棚)です。

軽量ラックは、鋼(鉄)製の棚であることから木製の棚と比べて抜群の強度を誇ります。

この記事では、ご家庭の物置や車庫・ガレージから店舗、事務所、倉庫など業務用としても幅広く活用される軽量ラック(耐荷重120kg/段)についてご紹介します。

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軽量ラックとは

軽量ラックとは、鋼(鉄)製の棚であるスチールラック(スチール棚)の一種です。

弊社では、スチールラックの中でも耐荷重が120kg/段・150kg/段タイプを”軽量ラック”と呼んでいます。

次は、弊社のスチールラック販売ページで記載している耐荷重ごとの分類表です。

スチールラックの耐荷重ごとの分類表
軽量ラック 120kg/段、150kg/段
軽中量ラック 200kg/段
中量ラック 300kg/段、500kg/段

軽量ラックは耐荷重が最も低い分類にはなりますが、

  • 自宅
  • オフィス・事務所
  • 店舗のバックヤード

などで日用品や備品、ダンボール箱に入った在庫・ストック品などを保管するなら十分な強度です。

耐荷重とは

耐荷重は、棚板1枚が何キロまでの重さに耐えられるかを示した数値です。

例えば、軽量ラック(耐荷重120kg/段)の4段構成の場合は、1台で合計480kg(=120kg × 4段)の荷物を載せられます。

関連記事:業務用スチールラックの耐荷重の違いは?150kg、200kg、500kgなど

価格

軽量ラック(耐荷重120kg/段)は、弊社が販売する中で最も安い価格帯です。

スチールラックの耐荷重ごとの価格比較
耐荷重120kg/段 6,900円~50,580円 (税込7,590円~55,638円)
耐荷重150kg/段 8,770円~54,640円 (税込9,647円~60,104円)
耐荷重200kg/段 9,950円~56,260円 (税込10,945円~61,886円)
耐荷重300kg/段 11,820円~87,790円 (税込13,002円~96,569円)
耐荷重500kg/段 11,820円~91,120円 (税込13,002円~100,232円)

※2023年3月27日時点の価格です。選択するサイズや段数によって価格は変動します。

ご覧いただければ分かる通り、耐荷重120kg/段が最も安くなっています。

これは、支柱に1回折り曲げの単純な構造をしたL字アングル(正式名称:山形鋼)を採用しているためです。

L字アングルは、加工・切断が容易で土木・建築資材、補強金具、船舶、産業機械、自動車、鉄道などでも利用される汎用性の高さからコストも安くなっています。

サイズ

弊社が販売している軽量ラック(耐荷重120kg/段)のサイズ・寸法は、次のとおりです。

軽量ラックのサイズ一覧表
高さ 900mm、1200mm、1500mm、1800mm、2100mm、2400mm
横幅 875mm、1200mm、1500mm、1800mm
奥行 300mm、450mm、600mm

スチールラック検索エンジンから自由に「高さ」「横幅」「奥行」のサイズを選択して購入できます。

サイズを選ぶときのポイントは、

  • 設置場所のスペース
  • 収納する物品の大きさ

です。

サイズ選びに失敗すると「収納物が収まらない」「部屋に合わなくて余計なスペースができる」といった状況につながってしまいます。

特に外寸と棚板寸法(内寸)が異なる場合は注意しなければなりません。

スチールラックのサイズの選び方については、別の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

関連記事スチールラックのサイズ(高さ、横幅、奥行)に注意!測り方・失敗事例

軽量ラック(耐荷重120kg/段)の組み立て方法

ここからは、弊社が販売する軽量ラックの組み立て方法を解説します。

軽量ラックは、配送の関係などから各部材ごとに梱包された状態でのお届けとなり、基本的にはご自身で組み立てていただく必要があります。

「業務が忙しくて組み立てる時間がない」「大量導入で人員が足りない」といった場合は、お客さまに代わって軽量ラックの組み立てを行う『組み立て代行サービス』をご活用ください。

1、部材の確認

まずは、指定の住所に届いた商品を開梱して、全ての部材がそろっていることを確認します。

同梱の部材は、支柱 × 4本、棚板 ※ご注文いただいた段数分、コーナープレート × 8個、脚先金具 × 4個、ボルト・ナット、BCフックです。

120kg軽量スチールラック部材一覧

ご用意いただくもの

ドライバー、10mmスパナ

2、最上段と最下段の棚板を取り付ける

最上部と最下段の棚板を支柱に取り付けます。

棚板と支柱の間にコーナープレートを差し込み、次にボルト・ナットで仮止めします。

ボルトを固定するときは、インパクトドライバーがあれば簡単ですが、ドライバーを手で回して締めることも可能です。

さらに支柱の脚(床と接する部分)に脚先金具をボルト・ナットで仮止めします。

3、支柱に中段の棚板を取り付ける

中段の棚板をボルト・ナットで仮止めしていきます。

棚板の位置は50mm間隔で調整できるので荷物の大きさに合わせて取り付けましょう。

中段の棚板取り付けは専用フック(BCフック)でも可能

弊社が販売するスチールラックの耐荷重120kg/段には、専用フック(BCフック)を無料で同梱しています。

専用フック(BCフック)を活用すれば、フックに引っ掛けて中段の棚板を取り付け可能です。

時間のかかるボルト締め作業がなくなることで組立時間の短縮につながります。

フック固定とボルト固定の比較

ただし、BCフックで棚板を取り付けた場合は、1段あたりの耐荷重が100kgに下がってしまうため注意が必要です。

関連記事:軽量スチールラックは棚板をフックに引っ掛け可能!段位置の変更が簡単

4、ボルトを本締めして完成

最後に全体のバランスを整えながら最上段と最下段、棚板のボルトを本締めすれば完成です。

軽量ラック(耐荷重120kg/段)の対応オプション

ここからは、軽量ラックの対応オプションをご紹介していきます。

キャスター

軽量ラックは、キャスターの取り付けに対応しています。

支柱の穴をそのまま活用してボルトで簡単に取り付けができ、手押し移動が可能になります。

「あとからスチールラックのレイアウト・配置を変更したい」「機械・精密機器などを収納するため、こまめに掃除する必要がある」といった場合におすすめです。

関連記事業務用スチールラックにキャスターは必要?取り付け方、耐荷重、互換性など

転倒防止ベース

軽量ラックは、地震や衝突に伴う転倒リスクを軽減する「転倒防止ベース」の取り付けが可能です。

転倒防止ベースは、弊社で一番人気の地震対策オプションとなっており、支柱の穴をそのまま活用可能。

ボルトで簡単に後付もでき、アンカー固定と違って建物を傷つけないことから、特に賃貸の倉庫や工場、オフィスにおすすめです。

スチールラックに取り付けた転倒防止ベース

関連記事【地震対策】スチールラックの「転倒防止ベース」をご紹介!賃貸物件におすすめ

落下防止バー

 

軽量ラックは、開口方向の荷物の落下を防止する「落下防止バー」の取り付けが可能です。

支柱の穴をそのまま活用してボルトで簡単に取り付けができます。

シンプルな構造で片手で簡単にバーの開閉が可能。

バー自体は金属製で頑丈なため、重量物の落下を防止する必要がある場合に特におすすめです。

関連記事【地震対策】スチールラックの「落下防止バー」をご紹介!棚に後付け可能

アジャスター

軽量ラックは、段差解消・ぐらつきを解消するために「アジャスター」の取り付けができます。

支柱の穴をそのまま活用してビス留めにより簡単に取り付けが可能。

さらにネジを回して高さを無段階で調整でき、床に凹凸があったとしても安定してぐらつきなく設置できます。

スチールラックにアジャスターを取り付け

関連記事スチールラックの高さ調整「アジャスター」をご紹介!段差解消やぐらつき防止におすすめ

軽量ラック(耐荷重120kg/段)に関するよくある質問

ここからは、軽量ラック(耐荷重120kg/段)に関するよくある質問をまとめていきます。

Q、軽量ラックのキャスター付きは販売していますか?

キャスター付き軽量ラックのセット販売もしています。

スチールラック検索エンジン』に移動してからスチールラックのタイプで「キャスター付きラック」を選択します。

あとは、耐荷重/段で120kgを選択してから「高さ」「横幅」「奥行」「段数」を選択してからカートに入れて注文手続きを完了しましょう。

Q、軽量ラックと中量ラックの違いは何ですか?

弊社が販売する軽量ラックと中量ラックの大きな違いは、次のとおりです。

軽量ラックと中量ラックの比較表
軽量ラック 中量ラック
画像
価格 6,900円(税込7,590円)~ 11,820円(税込13,002円)~
耐荷重 120kg、150kg 300kg、500kg
奥行サイズ 300mm、450mm、600mm 450mm、600mm、750mm、870mm
組み立て方 ボルト固定 ボルトレス
連結
最下段開放セットのオプション対応

上記の比較表を見ていただければ分かる通り、

  • 耐荷重
  • 奥行サイズ
  • 組み立て方
  • 連結
  • 最下段開放

など、さまざまな違いがあります。

組み立て方

軽量ラックは、基本的にボルトを使って固定します。

一方、中量ラックは、ボルトによる固定は一切行いません。

その代わりに部材の爪と穴を噛み合わせてからゴムハンマーで叩きつけることでしっかりと固定します。

これにより組立時間を約3分の1に短縮可能です。

ボルト固定式のラックとボルトレスラックの比較表
ボルト固定式のラック ボルトレスラック
ボルト数 約80本 0本
組立時間 60~90分 20~30分

※弊社が販売する業務用スチールラックの「耐荷重120kg/段(ボルト固定式のラック)」と「耐荷重200kg/段(ボルトレスラック)」の棚板6段構成で比較しています。

関連記事スチールラックの組み立て方やコツは?耐荷重別に分かりやすく解説

連結

中量ラックでは、支柱を共有して組み立てる連結に対応しています。

連結することで使用する部材が減り、価格が安くなったり、設置スペースを減らすことも可能です。

スチールラックの単体形式と連結形式

関連記事連結可能な業務用スチールラックは?金具・ベルトでも繋げられる

最下段開放

中量ラックは、弊社が販売する最下段開放セットに対応しています。

こちらは、一番下の棚板を規定の位置より上に取り付けることで、物を床に直置きできるオプションです。

最下段開放セットを取り付けた様子

▲軽中量ラックに最下段開放セットを取り付けた写真

スチールラックを最下段なし(下段開放)で設置

関連記事スチールラックを最下段なし(下段開放)で設置!ゴミ箱の収納におすすめ

Q、軽量ラックのレンタル・リースには対応していますか?

弊社では、軽量ラックのレンタル・リースには対応しておりません。

クレジットカード決済による分割・リボ払いにより月々の負担額を少なくすることは可能です。

また、弊社からご購入いただければ、追加料金なしで10年間の長期メーカー保証も行っておりますのでご検討ください。

最後に

軽量ラック(耐荷重120kg/段)は、弊社が販売する中でも最も価格が安いタイプです。

構造は非常にシンプルですが、1段あたり120kgまでの物を載せられる業務用レベルの強度があります。

事務所やオフィスはもちろん、ご家庭でアウトドアやキャンプ用品にも活躍します。

その他にも軽量ラックは、おしゃれなインテリアでも存在感を発揮し、特に男前・インダストリアルインテリアの雰囲気を演出したいときにぴったりです。

スチールラックを活用したオシャレ収納のアイデア

関連記事スチールラックをおしゃれに見せる収納アイデア・活用例7選

弊社では、お客さまが長年にわたって安心してお使いできるように10年間の長期保証を付けており、

  • 原則、送料無料による販売
  • 幅広いサイズや段数、各種オプション品(キャスター、アジャスター、地震対策など)の用意
  • ご自身で組み立てられなかった場合でも負担ゼロで返品できる「あんしん返品保証」の提供

なども行っております。

お見積り、図面作成、レイアウトのご相談などは無料で承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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カテゴリ:スチールラック

業務用スチールラックの価格を10秒で簡単検索

シーエスラックでは、お客さまのご希望に合わせて簡単に価格検索できる「スチールラック検索エンジン」を提供しています。

スチールラックの価格シミュレーション

使い方はとても簡単です。

スチールラック検索エンジンのページに移動してから

  • タイプ
  • 耐荷重
  • サイズ
  • 段数
  • 形式

を選択するだけです。

送料を含めたスチールラックの価格と出荷日の目安が瞬時に表示されます。

レイアウト変更が簡単になる「キャスター付き」や地震対策できる「転倒防止金具付きラック」の価格も瞬時に表示されますので是非ご活用ください。

tel:0120-691-773

> スチールラックのカタログをWebでご覧いただけます

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株式会社シーエスラック

シーエスラック編集部

物流業務を効率化するマテハン機器のお役立ち情報を発信。全国対応で物流倉庫、工場、バックヤード、オフィス・事務所、官公庁、ご家庭など多数の導入実績があります。大量導入、現地調査・レイアウト図面作成、1年後の長期計画、エンドユーザー様宛の発送など、お気軽にお問い合わせください。
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