業務用スチールラックを本棚にするメリットは?おすすめの理由

「重たい本を載せられる棚がほしい」

そんなときに活躍するのが、鋼(鉄)製の棚である業務用スチールラックです。

主に倉庫や工場、店舗のバックヤードで導入されるケースが多いですが、本棚(書架)としてもおすすめとなります。

自宅にある本や雑誌を収納したり、

  • 書店
  • 図書館
  • 専門機関

など、大量の書籍を扱う業界でも広く活用されています。

この記事では、業務用スチールラックを本棚にするメリットなどを解説していきます。

業務用スチールラックを本棚にするメリット

スチールラックに洋書を収納

業務用スチールラックを本棚にする一番のメリットは、頑丈さです。

本は1冊だけであれば片手で持てるほど軽いですが、種類や数量によっては非常に重たくなります。

次は、本の種類ごとの重量の目安です。

本の種類ごとの重さ一覧表
1冊 30冊
コミック(漫画) 約150g 約4.5kg
文庫本 約200g 約6kg
新書本 約250g 約7.5kg
単行本(ソフトカバー) 約300g 約9kg
単行本(ハードカバー) 約450g 約13.5kg
雑誌 約650g 約19.5kg

そこまでサイズの大きくない単行本(ハードカバー)でも30冊になると10kgを超える重さになることが分かります。

さらに分厚い本になると

  • 総合百科事典のポプラディアで1冊約1000g
  • 日本語国語辞典の広辞苑で1冊約2500g

の重さにもなります。

もし、本棚の耐荷重が足りない場合は、長年使っていくうちに棚板にたわみや割れが発生して収納した本が破損する恐れがあります。

弊社が販売する業務用スチールラックであれば、1段あたり120〜500kgまでの本を乗せることが可能です。

図書館や博物館、研究室などに保管されている所蔵文書や大切な研究資料なども余裕を持った耐荷重で収納できます。

木製本棚の耐荷重について

一般的な木製の本棚は、1段あたり10〜30kg程度の強度です。

通常の本であればそこまで問題になることはありませんが、分厚くて重たい専門誌や資料の保管時は耐荷重が足りない可能性があります。

棚板の位置を50mm間隔で変更できる

業務用スチールラック

弊社が販売する業務用スチールラックは、50mm間隔で棚板の位置を変更できます。

本の高さに合わせて棚板の位置変更をすれば、空間を無駄にせず本を最大限収納できます。

また、棚板を追加したい場合は、メーカーごとの規格に注意は必要ですが、追加購入で後付けも可能です。

関連記事スチールラックの棚板を追加・増やす方法は?メーカーごとの規格に注意

木製の本棚の場合は、棚板の高さが固定されているケースが多いです。

本の上部に無駄なスペースが発生するだけでなく、高さが足りなければ横に寝かして収納するしかなく見た目もすっきりしません。

横連結により拡張できる

横連結したスチールラック

弊社が販売する業務用スチールラックの『ボルトレスタイプ』は、2台以上の横連結に対応しています。

連結は、次の図のように「単体形式」と「増連形式」の組み合わせにより可能です。

スチールラックの単体形式と連結形式

支柱を共有することで部材の使用本数が減り、

  • 価格が安い
  • 設置スペースを減らせる
  • 本体重量が軽くなる

といったメリットがあります。

横幅サイズについても「900〜950mm」「1200〜1250mm」「1500〜1550mm」「1800〜1850mm」から選択可能。※耐荷重によって若干サイズが異なります。

部屋の広さに合わせてサイズを指定することで収納効率を最大化できます。

関連記事連結可能な業務用スチールラックは?金具・ベルトでも繋げられる

木製の本棚と比べてカビが生えにくい

本

業務用スチールラックは、比較的カビが生えにくいメリットがあります。

これは素材が金属の無機物質であり、カビの発生原因となる水分も吸収しないためです。

一方、木製の本棚の場合は、湿度が高い環境で空気中の水分を吸収する特性があります。

また、湿った木材自体も栄養源となることから空気が滞留して湿気が溜まりやすい裏面を中心にカビが発生しやすくなります。

業務用スチールラックの表面にほこりなどの汚れが付着していると、それを栄養源としてカビが増殖する可能性があります。

カビを発生させないためにも、ほこりが付着しやすい棚板を中心に定期的な掃除を行うようにしましょう。

業務用スチールラックの本の収納に便利なオプション

弊社が販売するスチールラックは、本の収納に便利なオプションが充実しています。

フラットバー

弊社では、業務用スチールラックの横からの本の落下を防ぐことができるフラットバーを販売中です。

本の高さに合わせて50mm間隔で簡単に取り付けができ、辞書・百科事典、専門書などの重たい本もしっかりと支えることができます。

仕切り板・ブックエンド

スチールラックに取り付けて仕切り板・ブックエンド

弊社では、業務用スチールラックで本を収納するときに便利なマグネット付き仕切り板を販売中です。

大きな特徴は、強力なマグネット(磁石)が付いている点です。

これにより業務用スチールラックの棚板を含めて金属面ならどこでもしっかりと固定可能。

「本の重みでブックエンド(ブックスタンド)がずれてしまった」といったこともなくなります。

また、棚板の上だけでなく、上部に吊るすように取り付ければ積載面に段差ができず、本も引っかかりなくスムーズに取り出せます。

スチールラックとマグネット付き仕切り板

関連記事スチールラック用の仕切り板・ブックエンドを販売!書類、雑誌、絵本などを収納

業務用スチールラックの地震対策オプションを用意

弊社が販売する業務用スチールラックは、地震対策オプション品も充実しています。

天つなぎ

天つなぎは、通路を隔てた業務用スチールラックの支柱の頂点の端を天つなぎ材でつなぐことで安定性を高めるオプションです。

貸倉庫などで地震対策をするときにおすすめです。

天つなぎ材

天つなぎを取り付ける場合は、

  • 本体の高さが2100mm以上(推奨)
  • 高さが同じ必要がある
  • 水平方向に並べる必要がある

といった条件は必要になりますが「床を一切傷つけない」「作業の邪魔にもならない」といったメリットがあります。

関連記事スチールラックの地震対策「天つなぎ」をご紹介

転倒防止ベース

転倒防止ベースは、業務用スチールラックの脚の部分に取り付けて床との接地面積を増やすことで転倒リスクを減らすオプションです。

転倒防止ベース

溶接不要で取り付ける手軽さから人気が高く、先ほど同様、建物を傷つけないことから賃貸物件にもおすすめとなります。

スチールラックに取り付けた転倒防止ベース

関連記事【地震対策】スチールラックの「転倒防止ベース」をご紹介!賃貸物件におすすめ

落下防止バー

落下防止バーは、業務用スチールラックの開口部分に取り付けて本の落下を防止するためのオプションです。

落下防止バー

荷物の落下を防ぐバーは片手で簡単に開閉できる仕組みとなっており、本の取り出しもスムーズに行なえます。

関連記事【地震対策】スチールラックの「落下防止バー」をご紹介!棚に後付け可能

メッシュパネル

メッシュパネルは、業務用スチールラックの側面と背面に取り付けて本の落下を防止するためのオプションです。

スチール棚にメッシュパネルを取り付け

結束バンド(インシュロック)で簡単に取り付けができ、視認性にも優れています。

また、風通しが確保できることから本のカビの発生リスクも軽減します。

スチールラックにメッシュパネルを取り付けた様子

関連記事スチールラックで使えるメッシュパネルを販売!小物収納におすすめ

最後に

業務用スチールラックは頑丈で地震対策もしっかりと行えます。

そのため、倉庫や工場で商品在庫を保管するだけでなく、本棚としての活用もおすすめです。

弊社が販売するスチールラックには、お客さまが長年にわたって安心してお使いできるように10年間の長期保証が付いています。

お客様お一人おひとりの環境や設置場所に合わせた収納効率が高まるレイアウトのご提案もしますので、お気軽にご相談ください。

カテゴリ:スチールラック

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株式会社シーエスラック

シーエスラック編集部

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